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ハイポニカ肥料の秘密・特徴

巨木トマト
ハイポニカ肥料の秘密・特徴

ハイポニカ栽培で育てた巨木トマトです。トマトがこんな巨木に育つのには、何か特異な肥料が使われているのではないかと思われますが、遺伝子操作をした植物でもなければ、肥料に特異な合成物質を利用してる訳でもありません。

ハイポニカ肥料の秘密・特徴
ハイポニカ肥料の秘密・特徴

まず、植物の生長に必要とされている成分についてご説明します。沢山必要な成分もあれば、少量で大丈夫な成分もあります。多量要素(窒素・リン・カリウム)中量要素(カルシウム・マグネシウム)微量要素(硫黄・鉄・マンガン・ホウ素・亜鉛・銅・モリブデン)その他にもたくさんの肥料成分が必要です。

ハイポニカ肥料の秘密・特徴

土栽培の場合、土自体にある程度肥料成分が含まれています。一方水耕栽培の場合は、水にはほとんど肥料成分が含まれていません。

ハイポニカ肥料の秘密・特徴

だから土栽培の場合、植物の生育に沢山必要とされる多量要素(窒素・リン・カリ)を与えるだけで充分生育しますが、水耕栽培の場合は、中量要素(カルシウム・マグネシウム)微量要素(硫黄・鉄・マンガン・ホウ素・亜鉛・銅・モリブデン)も肥料として与えてあげなくてはいけないのです。

ハイポニカ肥料の秘密・特徴

つまり、水耕栽培に土用栽培の肥料を使うと必要な成分が不足する場合がほとんどです。水耕栽培には必ず水耕栽培用の肥料を使ってください。

ハイポニカ肥料が2本の訳

ハイポニカ肥料の秘密・特徴

土の場合、土自体にある程度肥料成分があるため、植物の生長にたくさん必要となる多量成分(窒素・リン・カリウム)だけを肥料として追加するだけで十分植物が生育します。一般に販売されている液体肥料は土栽培用で、成分のほとんどを多量要素が締めています。中量要素や微量要素も含まれる場合もありますが、それほど多くは含まれていません。
限られた成分だけなので、濃縮肥料にした時に成分同士が結合して沈殿することがありません。だから1本で製品にすることができます。

ハイポニカ肥料の秘密・特徴

一方水耕栽培の場合、必要な肥料成分をそのまま濃縮肥料として配合するとある成分が結合して沈殿してしまい、植物が吸収できない形になってしまいます。
そこでそれらの成分が沈殿しないよう、肥料を2本に分けて配合しました。ハイポニカ肥料が2本なのはこれが理由です。

他の特徴としては、微量要素で特に欠乏症状を起こしやすい鉄についてはキレート鉄という形で特に植物に吸収されやすい形状の鉄を使用しています。
このように、ハイポニカ肥料には生長を促進させるような特異な合成物質は入っていません。単純に植物の生長に必要とされる成分をバランスよく配合し、微量に必要な成分も含んでいることが、一般に販売されている土用の肥料と異なる部分です。

ハイポニカ肥料シリーズ

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