

水耕栽培で家庭菜園
お庭やベランダでもできる本格的野菜つくり!
元ハイポニカ社員の主婦がお勧めする家庭でのホームハイポニカの楽しみ方!
ごきげんな野菜を育てて食卓に並べたら家族もごきげんになる!
そんな楽しい家庭菜園を主婦の立場でご提案します!
ハイポニカ巨木のトマトの根の秘密


これがハイポニカ巨木のトマトの根です

これがハイポニカ巨木のトマトの根です。
何かのマット状の培地に伸びているのではなく、マット状に見えているものが全て根っこです。
3m×1m×10cmの根があるから地上部が大きくなり13,000個ものトマトを実らせるのです。
遺伝子操作技術や特殊な肥料は使っていません。
ただ根が縦横無尽に伸び、根の機能を十分果たせる環境を作っただけ
それはどんな環境?
根の機能をうまく果たせる環境とは?
根が縦横無尽に伸び、根がその機能を十分果たせる環境ってどんな環境? 根が喜ぶ環境を根の気持ちになって考えてみました。
土を取り除いてみた
土を取り除くことで物理的抵抗がなくなり、縦横無尽に根が伸びることが可能となった。
常に液肥(養液)が流れている
水、栄養分(肥料)、酸素が常に根の表面に供給される。
液肥(養液)に空気をたっぷり混ぜ込む
根も生きた細胞です。息ができないとその機能を果たすことができません。そのためには酸素が必要です。
安定した環境にする
液肥(養液)の温度、肥料濃度、pHなど、できる限り環境を安定に保ちます。
土の物理的抵抗が根の伸びの邪魔になってるのでは?

土は植物を支え、水や栄養分、酸素を程よく保つ重要な役割を果たしていますが、一方で土の粒子は根の伸長の邪魔になっています。
土を水に代えることで、根の伸長に対しての物理的抵抗というマイナス要因を取り除くことができます。
根の表面が流れていることの必要性

非流動型の水耕栽培

ハイポニカは流れがあるのが特徴だよ

通常、植物の根の表面で何が起こっているか?まずは土の場合でご説明します。
@根の表面に密着している水、栄養分は根から吸収することができます。
Aしかし、根から数ミリでも離れたところにある水や栄養分はたとえ土の中にあったとしても根から吸収することができません。
Bそこで上から水を与えます。そうすると土の中にある水や栄養分が根の表面に移動し、
C吸収することができる状態になるのです。
根の表面ではこの様な欠乏状態と供給状態を繰り返しています。
土の栽培でこまめな散水が良いとされているのはこれが理由なのです。
これは、土栽培に限らず養液土耕、固形培地栽培、非流動型の水耕栽培においても同じ現象が起こっています。
ハイポニカ栽培において常に液肥(養液)が流れる状態にしているのはここに大きな理由があり、これが生育のスピードに違いを出しているのです。
非流動型の水耕栽培ではなかなか全体に酸素が行き渡らず、さらに流れがないので根の表面の肥料や酸素が動きにくい欠点があります。
水の中だからわざわざ流れを作らなくても拡散で動くと思われがちですが、熱いお風呂に入ってしばらくすると体の表面の温度は下がるのに、少し動くとまた熱くなるって経験ありますよね。水の中で全体が拡散して均一になるには時間がかかるということです。
同じことが根の表面でも起こっていて、常に根の表面では根圏境界域という層ができて、酸素や養分の不足が発生します。だから流れ、動きを作ってあげて常に根の表面の酸素や肥料を入れ替えてあげることが大切で、それが植物の生長に大きく影響し、水耕栽培の仕組みによってその生長速度に違いが出てくるのです。
ハイポニカ栽培と比流動型の栽培比較をしたブロガーさんのページはこちらから
液肥に酸素が必要な訳

土を水に代えると根の周りの酸素が不足しやすくなります。
根もひとつひとつ生きた細胞の集まりです。
息ができないと苦しくて何もできません。
いくら周りにたっぷりの水や栄養分があっても、生きるのに精一杯で根としての機能を果たすことができなくなります。
そこでハイポニカでは液肥(養液)にたっぷりの空気(酸素)を混ぜ込んで流しています。
安定していることの必要性

植物は環境に適応する力があります
でもその環境が一定でないとどこに適応すればいいか分からなくなります。
季節の変わり目に人間が風邪を引きやすくなるのと一緒。
だから、温度や肥料の濃度などできる限り一定の環境を整えてあげれば、後は植物自身が判断して最善の生長をしてくれるのです。

1つの株からミニトマトを5145ヶ収穫した栽培記はこちらのブログで詳しく紹介しています。
ホームハイポニカSarah+(サラプラス) 24,800円(税別)
お求めの方はこちら

1つの株からミニトマトを2224ヶ収穫した栽培記はこちらのブログで詳しく紹介しています。
ホームハイポニカ601型果菜ちゃん 16,000円(税別)
お求めの方はこちら

1つの装置、2株の小玉スイカの苗から18玉の小玉スイカを収穫した栽培記はこちらのブログで詳しく紹介しています。
ホームハイポニカ303型 34,800円(税別)
お求めの方はこちら

1つの株からキュウリ207本収穫した栽培記はこちらのブログで詳しく紹介しています。
ホームハイポニカ601型果菜ちゃん 16,000円(税別)
お求めの方はこちら

1つの株からジャンボピーマン183ケ収穫した栽培記はこちらのブログで詳しく紹介しています。
ホームハイポニカ601型果菜ちゃん 16,000円(税別)
お求めの方はこちら
水耕栽培キットの選び方 楽しみ方はいろいろ

既製キットor自作水耕
水耕栽培キットの選び方のポイントとして、大きくは既製のキットを使うか自作水耕を楽しむか。
ホームハイポニカと自作水耕の違い
既製のキット「ホームハイポニカ」は取説も栽培サポートも充実していますが、その分お値段も高め。
自作水耕は安価で始められるメリットはありますが、どうやって作るか調べたり、細々とした備品を選んで買ったり、試行錯誤しながら作ったり。そんな手間を楽しめる方には自作水耕がお薦めです。
同じ水耕栽培でも仕組みによって生育が違う!
根の環境が充実すればそれだけ大きく育ちます。ハイポニカvsぶくぶくvs底面潅水 栽培比較
また根が伸びることができる体積によってもその育ちは全然変わってきます。根の周りの流れの重要性 〜根の体積は生育に比例
以下の記事を参考にしてみてくださいね。



ごきげん野菜の店長はハイポニカのメーカー協和株式会社の元社員です。
結婚退職後、水耕栽培をもっと多くの家庭でも楽しんでいただきたいとこのショップを開店しました。
協和株式会社での9年の栽培研究や農業現場での経験とごきげん野菜での13年の家庭で楽しむ水耕栽培の体験から皆様の疑問・質問にお答えしています。初めての方でも安心して挑戦してみてください。
店長の水耕栽培Q&Aブログはこちらから。